Dr.FUKUDA's Blog Pages
熱き思いを徒然なるままに
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2013/03/29

SWISS DENTAL ACADEMY

私は3月23日、24日に東京で開催されたSWISS DENTAL ACADEMYのベーシックコースとアドバンストコースの研修会に参加してきました。両日共、10:00〜18:00までで、盛りだくさんでした。このコースは3回目の受講になります。
 主な内容は ・シンプル歯周治療
       ・インフェクションコントロール
       ・歯周病、インプラント周囲炎の治療 歯科衛生士の役割と重要性
       ・インスツルメンテーションで考えるべき事
       ・ピエゾン超音波スケーラー、エアフロー、ペリオフローについて
       ・歯周病関連菌と全身疾患 直接的メカニズムと間接的メカニズム
などでした。多くのエビデンスをもとにした竹内先生の講演はとてもわかりやすく、最初から最後まで首がだるくなるくらいうなづいていました。3回目の受講ですが、毎回新しい情報が盛り込まれていて、知識の再確認と共に新鮮な感動を受け更にパワーアップできたように思います。竹内先生は尊敬する憧れの先生なので、最前列の真ん中の席で受講しました。研修会の初めには必ず一人ずつ自己紹介と一言話すということになっているのですが、憧れ過ぎて何を話したか覚えていません。勉強した事で毎回成長しているのが臨床の中でわかるので、それが嬉しくてどうしても伝えたくて聞かれた事と違う話をしてしまったりしました。恥ずかしい限りです。2日目のアドバンストコースでは、本題に入る前の最初の10分間の竹内先生のお話に感動してしまって、この研修会に参加して良かったあって思いました。私達が患者さんに伝える事は、歯医者に来るとこんな良いことがあるよ、という事。人間の体は悪くなって当たり前です。年をとっていくので誰でも悪くなっていきます。定期的に私達がチェックさせてもらって、悪くならないようにお手伝いし、治療しなくてもよいようにすることが歯科衛生士の役割なんだと再認識しました。機械は必要ですが、機械で人は治せない。使う人の知識と技術と自信が必要だということです。これは本当に大切な事だと思い、目の前がさぁっと明るく開けた感じになりました。インフェクションコントロールは悪くならないように維持する、治療しなければならない所を最小限に押さえる事です。そのために診査して、定期的に来院してもらって、バイオフィルムにアプローチするのです。メインテナンスはこれから起こりえる悪い事を未然に防ぐ事、人の最期の迎え方も左右するという大切な事、歯科衛生士がするべき事はそういう仕事だということです。

       

 今回一緒に研修を受けた歯科衛生士さんとも、隣の席に座ったのが縁でたくさん話をすることができました。長谷部真季さんです。日々の臨床の中でも常にこれでいいのかと疑問を持ち考えながら仕事をしておられる、勉強大好きという方です。患者さんにも病気にも真剣に向き合っておられて思わず、「真季ちゃん!」と呼びたくなりました。「長谷部さん!なんて素晴らしい。私も見習わなければ!」と刺激を受けました。竹内先生と3人で写真を撮ってもらいました。スラッとしたモデルさんのような素敵な方でした。2日目お話できたのは、寺園佳織さん。私の娘くらいの年齢の可愛い方です。前日には洗面所で少し声を掛け合った程度だったのですが、若いのに何故かホッとするような包容力があるというのか、そんな印象を受けていました。その寺園さんが隣の席に来られて、「あっ」と思わず嬉しくなりました。お話をしていて、とても落ち着いて(臨床の中でも)物事を考えて行動しておられるようでした。またしても「佳織ちゃん!」と呼びたくなり、「若いのによくわかってらっしゃる。一緒に写真撮って下さい。」と約束し、尊敬する岡本先生と3人で撮ってもらいました。(一緒に帰り、どの電車に乗るといいのかまで教えてもらって。ありがとうございました。)今回は研修会の内容はもちろんですが、それぞれの環境で頑張って勉強して仕事が好きだという歯科衛生士さん達とお話出来たことは、とても良かったです。大きなパワーをもらいました。またお会いできたらいいなと思いました。明日からの仕事に早速生かそう、仕事が楽しみだと思える2日間の研修会でした。

  

                      
                              記  伊藤ゆかり

2013/03/23

口元の変化

術前、術後です。綺麗に仕上がり満足されています

  

口元が変化しました。このような修復は審美修復です。また噛めないのを治療するのは機能修復です。病気はこのようなことではなく、プラークによる感染です。いくら綺麗になっても、いくら噛めるようになっても、メンテナンス治療をして、プラークによる感染を抑えないと、病気は再発するのです。

カメラを新しくして高さが違うのですがご了承を・・・

セラミッククラウンセットはこちらをクリック

2013/03/22

下顎セラミックブリッジ

下顎セラミックが完成です。セットします

  

ダミー(歯のないところ)部はかなりの骨の吸収が認められます。上部構造が長い歯になりましたが、審美的に見えるわけではないので問題はありません。天然歯のように仕上がりました

ブリッジフレームのトライはこちらをクリック

2013/03/21

SDA実習コース

3月20日に東京で開催された《SDA実習コース》に参加してきました。このコースはエルバの講習会で始めての実習オンリーのコースでした。今回の内容はピエゾンとエアフロー、ペリオフローを正しく使いこなす為のハイレベルな模型実習コースとありました。今、福田歯科にはピエゾンが5台、エアフローが2台あり毎日の診療に大活躍してくれています。ペリオフローに関しては約5年前に「なんだか新しい凄い機械が出るらしい」と耳にしてから最近になってやっとパンフレットで写真を見ることが出来た新製品です。今回、その機械を実際に見ることが出来て実習する事ができるなんて・・・行く前からなんだかワクワクしていました。午前10時から12時半までの2時間半、途中10分間の休憩を挟んでほとんどが実習(当たり前)。一人に一台のファントムとピエゾンを使い、2人に1台のエアフロー・ペリオフローを使うという豪華な物でした。一人一人を丁寧に指導して頂き充実した時間でした。実習中には講師の先生方が何度も「縁上のプラークコントロールが出来ていないと意味がない」と言っておられ毎日の臨床で感じていることの再確認ができました。2時間半という時間ではとても短く、ペリオフローについてもう少し長く実習してみたかったですが、竹内泰子先生をはじめインストラクターの先生方にもやさしく楽しくご指導頂き、明日からの診療のパワーまで頂いた気がします。

  

次は7月にある《生物学に基づくプラークコントロールセミナー(理論編)》に参加させて頂く予定です。

                           (中井真智子 記)

2013/03/19

パワーチェーン

オープンコイルで幅を広げておき、太いワイヤーに変更します

上顎の第1大臼歯(バンドのある歯)は手前に動きやすいので、下写真のようなワイヤーを内側に入れておきます。犬歯の遠心移動のアンカーとしています

  

下顎の第1大臼歯は、逆に近心には移動させづらいのです。これは根の形態や、骨の堅さによるものです

  

抜歯したスペースをパワーチェーンで閉鎖していきます

オープンコイルはこちらをクリック

2013/03/18

KDMベーシックセミナー 2回目

先週も熊本、今週も熊本です。2週連続・・・

  

プロペラ機、そんなことより、今回は「歯周治療とメンテナンス」という内容です。臨床歯周病学最新の基礎知識、長期症例、歯周疾患の診査・診断・治療計画、という講義でした。特に、患者さんへのモチベーションがいかに重要だということです。モチベーションが上手くいくと治療も上手くいき、良い結果が得られるのです

さて、今回の懇親会は「PIZZA SALVATORECUOMO」というイタメシ屋さんでした。講師の先生も交えて、大盛り上がりでした。その後、2次会、3次会へ・・どちらかのお店の看板ですが、よく覚えていませんね。困ったもんだ。1時もまわり、ホテルへ直行、アンド爆睡です。

  

9時からの講義なので、朝シャンして会場へ、5分前に到着、朝食事はスニッカーズで済ませました。始まるまえから、あーしんど・・・

昼は、弁当がでないので、近くを物色、「孫三郎」というお店にイン、牡蠣のトマトパスタを頂きました。スパイシーでとてもグーでした。4時の終了時間をまわりましたが、2回目が終了、熊本空港から伊丹へ、そして無事帰福しました

PIZZA SALVATORECUOMO はこちらをクリック

孫三郎 はこちらをクリック

KDMベーシックセミナー 1回目はこちらをクリック

2013/03/16

修正治療の終了

治療は主に3つのステージからなっています。1つ目は初期治療、基本治療とも呼んでいます。2つ目は修正治療、歯科医師が行う治療です。抜歯、根の治療、補綴治療、矯正、インプラントなどなどです。3つ目はメンテナンス治療、修正治療が終わったら、健康を維持していく治療です

現在、修正治療が終了しました。多分1年半〜2年かかっていると思います

  

インプラントを用いるとやはり1年以上の治療期間がかかります

  

良く噛めるようになり、審美的にも問題ないので、満足されています。これを生涯にわたり、維持できるようにメンテナンスを行っていきます

メンテナンス治療は、その考えかた、デバイス(機械)もかなり良くなっています。ほとんど無痛でおこなうことも可能です。メンテナンス治療は1ヵ月〜3ヵ月、場合によっては半年、という期間のインターバルで来院して頂きます。必ず歯は長持ちします。しかしこのメンテナンス治療の継続が難しいのです。来院が途絶えてしまえば、そこでアウトですから。そんな風にメンテナンス治療は市民権をまだまだ得ていないのです。当医院の実践するスカンジナビア医療はスエーデンでは80%以上の方がメンテナンス治療を受けているそうです

左上セラミックはこちらをクリック

2013/03/15

ホワイトデー

昨日はホワイトデー(*^^)v
朝から楽しみにしているスタッフもいたんじゃないでしょうか??
私は、昨日お休みを頂いていたので、今朝、院長先生から頂きました(^_-)-☆
こっそり、開けて見ました(^x^)
ゴディバのとっても可愛いチョコレート(^o^)
食べてしまうのがもったいないくらい・・・
いつもありがとうございます。
休憩時間が楽しみです♪♪

           (芦田就栄 記)

バレンタインデーはこちらをクリック

2013/03/14

プロビショナルセット

前歯4本欠損に3本のインプラントを埋入しています。プロビショナルレストレーションをセットします。かっこよく言っていますが、仮の歯のことです

  

模型と技工物です。唇面に孔があいていますが、この孔からインプラントに直接ネジで固定する方法です。最終の補綴物はこのような孔はありません。審美的に綺麗に仕上がりますのでご心配なく

  

口腔内にセットしたところです。孔は白いレジンで塞いておきます。その写真を撮りわすれました。右の3つの材料はカスタムインプレッションコーピングと言いまして、インプラント周囲軟組織にあった形の印象を採るためのものです。数日間軟組織の治癒をまって、この材料を使用して印象していきます

テックの印象はこちらをクリック

2013/03/13

セラミッククラウンセット

上顎の前歯3本セラミッククラウンが出来上がりました

  

セット前の口腔内の状態と、技工物です。自然な感じに仕上がりました

  

口元も良くなりました。今後はメンテナンスで、歯周組織を健康に維持していくことが重要なのです

いろあわせはこちらをクリック

2013/03/12

ブリッジフレームのトライ

忙しいのと、それ以上にマックが使いずらいです。ブックだと作業のスペースも少ないですし、何より遅い・・・・メモリ1GB、プロセッサ2.1、OSは10.5.8・・・。でかいモニターのマックプロで作業をしていますので、この遅い環境にイラッときてしまいます。平成20年購入なので5年使用ですね。子供から孫の時代になりつつあります。本腰で、ホームページの引っ越しを考えねばね。動くだけましか

さて

上顎の治療が終了し、下顎に入っていきます。4本の天然歯支台の7本ブリッジです。金属フレームが入るかどうか確認です。上にはホワイトレジンを盛っています

  

歯周病で骨の吸収が激しいので、修復の補綴物が長い感じになってしまいます

  

色を合わせて、次回、セラミックを築盛していきます

上顎の治療はこちらをクリック

2013/03/11

ヤンベンストローム教授特別講演会 in 熊本

熊本歯科三水会の50周年記念 学術講演会として、スエーデンエーテボリ大学の主任教授ヤンベンストローム教授の来日講演がありましてので、参加してきました。熊本へは前日の夜に入りました。前夜祭として、7時過ぎから何とか(忘れました)という海鮮居酒屋で始まり、9時過ぎから、「たわむれ」という料理屋に場所を移し、12時過ぎまで、飲んだくれていました。歯周病の研修でもお世話になっている東先生との1枚、今回講演の座長をされます。そして、会場。当日は600人を超える歯科医師、歯科衛生士が集まり、大変な賑わいでした

  

ヤンベンストローム教授 研究業績

付着歯肉、歯肉歯槽粘膜、根分岐部病変など歯周治療を網羅する数多くの研究をはじめ、矯正における軟組織の変化、インプラント周囲粘膜、歯周治療と知覚過敏など生物学の見地で幅広い分野にて研究を行っている。近年は新しい歯周治療概念の効果を発表。歯周治療の効率化とメンテナンスとしての歯周インフェクションは画期的な手法として世界基準となっている

歯周インフェクションコントロールについて

歯周インフェクションコントロールとは、歯周基本治療に始まり、それを歯がある限り継続しながら、生涯をとおして患者さんとお付き合いすることである。その間に必要に応じて最小限の積極的治療を行うことで、最大の効果を得ることができる。従来の治療に比べて、プラークの存在そのものではなく、むしろその結果である炎症を抑えることで疾患の進行を停止させる治療方法である。具体的には手用器具のインスツルメンテーションは行わず、痛みのほとんどない患者さん中心の治療様式である

以上レジメより

ヤンベンストローム教授特別講演会 2012年 はこちらをクリック

2013/03/06

オープンコイル

マックブックに症例の写真を写し、何とかアップできそうです。しかし、モニターが小さく作業スペースが小さいので、ブログを作成するのが大変です。見にくくって仕方ありません。ホームページもお引っ越しの日が近づいているようです

歯の隙間を広げるためにオープンコイルを使用します

こんなコイルを圧縮していれていきます

  

大歯と歯の隙が少なくてブラケットを付けることが出来ないとき有効です

下顎小臼歯抜歯はこちらをクリック

2013/03/05

マックてやつは

この記事は不適切な表現があり削除されました

上手くいけば、写真をコピーしてこれまで道理のアップが可能なのですが・・・